2026.07.01 ・ 150 min

AI導入勉強会

AIの現状と、これからどのようにAIと向き合っていけばいいかを整理します。

AIの現在地ChatGPT / Codex仕事への活かし方具体例
自己紹介

今日の案内役です。

細江 健実
佐々木 順
株式会社ALL AI

今日お伝えしたいこと

AIのプロになる必要はありません。自分の仕事にAIをどう関わらせると便利になるのか、その考え方と具体例を持ち帰ってください。

本日の流れ

先に、全体像を共有します。

0:00
現在地とAIの選び方を共有する15 MIN
0:15
ChatGPT / GPT / Codexを整理する40 MIN
0:55
AIとの向き合い方を考える25 MIN
1:20
休憩10 MIN
1:30
仕事に使う具体例を見る30 MIN
2:00
自分の業務に当てはめる20 MIN
2:20
リスクとまとめ10 MIN
最初の問い
皆さんは今、
どの程度
AIを使っていますか。

AIコンストシェルジュ Hikari、ChatGPT、Gemini。まず現在地を共有します。

いまのAI

選択肢は、
たくさんあります。

OPENAI

ChatGPT

質問、調べ物、文章作成などで広く使われています。

ANTHROPIC

Claude

文章や資料づくり、長い文脈の整理などで使われます。

GOOGLE

Gemini

Google系のサービスと一緒に使いやすいAIです。

XAI

Grok

Xなどと近い場所で使われるAIです。

どれがいいのか
最初は、
自分に合うもので
いい。

研究や高度な用途では差が出ます。
でも、日々の業務を便利にする入口では、使い続けやすいことが大事です。

今日の入口
今日は、
GPT
入口にします。
01
今後、GPTの講習を受講予定
02
ChatGPTに馴染みがある方もいる
03
すでにアカウントをお持ちの場合も多い
今日のゴール
自分とAIの
関わり方を知る。

知識を増やすだけでなく、今の仕事にAIをどう絡ませるかを考えます。

講習の進め方

聞く。見る。
できれば手を動かす。

現在地
いま使っているのは、
業務に
溶かし込んだAI。

AIコンストシェルジュ Hikari のように、建築業の業務画面や手順に合わせて使いやすくしたAIです。

次の一歩
今日触るのは、
自由に使い方を
作れるAI。

あなた専用の、あなたの仕事に合う使い方を見つけます。

ChatGPTでよくある使い方
質問する。
調べる。
文章をまとめる。

多くの人が最初に触るのは、この「チャットで聞く」使い方です。

まず整理
GPTは、
AIの脳みそです。

OpenAIが作っている、文章を理解し、考え、返事を作るための中身です。

ChatGPTとは
ChatGPTは、
GPTを使う
製品です。

質問、調べ物、文章作成をチャットで頼めます。

名前の整理

脳みそと、使い方を
分けて考えます。

MODEL

GPT

考える中身。文章を理解し、返事や提案を作るAIの脳みそです。

PRODUCT

ChatGPT

GPTをチャットで使うための製品。聞く、調べる、まとめる入口です。

WORK

Codex

OpenAIのAIを使って、PC上の作業や自動化に近づける入口です。

ここが大事
ChatGPTに聞いても、
作業するのは
自分。

教えてもらった内容を、PCの中で実際に動かす手間は残りやすいです。

Codexとは
Codexは、
PC作業に近いAI。

ファイルを読んだり、整理したり、プログラムを作って作業を動かせます。

はじめ方
Codex導入は、
難しく考えなくていい。

アプリを入れる。ログインする。作業フォルダを選ぶ。まずはこれだけです。

STEP 1

まずはアプリを入れて、
ログインします。

01
CodexアプリをダウンロードしてインストールmacOS / Windows で使えます。
02
ChatGPTアカウントでサインイン会社の利用ルールがある場合は、そのルールに合わせます。
03
自分のPCで作業する設定を選ぶまずは、選んだフォルダの中だけを見てもらうイメージです。
STEP 2

プロジェクトは、
作業用フォルダのこと。

FOLDER

触っていい場所を決める

いきなりPC全体を任せるのではなく、作業するフォルダを選びます。

CONTEXT

その中の資料を読める

ファイル、文章、表、画像などをもとに、次の作業を考えられます。

HISTORY

会話と作業履歴が残る

ChatGPTの会話が残るように、プロジェクトごとに流れを追えます。

話すこと: ここでは「AIに見せる作業机を選ぶ」くらいのイメージで伝えます。

STEP 3

最初の依頼は、
小さくていい。

このフォルダの中を見て、
どんな作業を手伝えそうか
教えてください。

難しい言い方をする必要はありません。まずは、人に頼むときと同じように普通に話しかけます。

STEP 4

確認して、
追加で直していきます。

01
返ってきた内容を読むAIに任せっぱなしにせず、人間が見る時間を必ず入れます。
02
気になるところを、そのまま伝える「ここが違う」「もっと短く」「表にして」くらいで大丈夫です。
03
必要なら、もう一段だけ頼む資料にする、画像を入れる、一覧にする。少しずつ仕事に近づけます。
AIの振り幅
AIは、大きな改革にも、
小さな改善にも使える。

だからこそ、すごさだけを見ると迷いやすくなります。

今日の見方

AIを見る前に、
自分の仕事を見ます。

FIRST

AIの性能より、
自分の仕事を見る。

どのAIが一番すごいかより、どこで自分が困っているかを先に見ます。

NEXT

まずは小さな
不便でいい。

毎日の面倒が少し減るだけでも、AIを仕事に活かす入口になります。

落とし穴
「何ができるか探し」は、
終わりません。
最初にやること
仕事を、棚卸しする。

AIを学ぶ前に、自分の作業を言葉にします。

Question 1

何に困っていますか。

毎日・毎週くり返している面倒な作業を、ひとつ思い出してください。

Question 2

最終的に、
どういう形にしたいですか。

AIに何を返してほしいか、完成イメージを決めます。

今日の位置づけ
Lv.3
反復作業を、
自動化する。
ノーコードの限界
既製品は便利。
でも、細かい要望で
止まりやすい。
汎用AIの強み
自分の仕事に合わせて、
一点モノを作れる。
マインドセット
「難しそう」は、
もう古い思い込みです。
今日使う道具
今日はCodexで、
PC作業を実際に動かします。
頼み方

AIにも、人に頼むように話す。

部下や同僚に仕事を頼むなら、目的、材料、完成形、注意点まで伝えるはずです。

同僚として見る
AIは、
サボらない同僚です。

ただし、雑に頼むと、雑な指示のまま全力で進みます。

良い頼み方

人に説明するなら、どう話すか。

NG

これ、いい感じにして。

AIはサボりません。でも、アバウトな指示なら、アバウトな結果をきちんと出してきます。

OK

この資料から、請求日と金額を表にして。

なぜ必要か、どの資料を見るか、どんな形で返してほしいか、確認してほしい点まで伝えます。

実演の見方
見るのは、コードではなく
仕事の頼み方です。

指示する、確認する、直してもらう。この往復を見てください。

最初に見るもの
まず、完成形を見ます。

完成形を見てから、作り方に入ります。

そのあと
同じものを、
目の前で作ります。

手順よりも、「本当に作れる」という感覚を持ち帰ってください。

配布素材

ワークシートに書きながら進めます。

1. 業務棚卸し

くり返し作業を5つ書き出します。小さい作業ほど向いています。

2. 完成イメージ

AIに何を返してほしいか、最終的なアウトプットを決めます。

3. AIへの依頼文

同僚に頼むつもりで、目的、材料、完成形、注意点を書きます。

4. 安全チェック

個人情報、公開範囲、実行範囲を最後に確認します。

ワーク 1
反復作業を、
5つ書き出す。
素材 A

まずは、仕事を分解します。

作業頻度面倒な理由材料
請求書PDFの確認毎月見る場所が毎回同じPDF、管理表
問い合わせ文の下書き毎日似た文章を何度も作るメール、FAQ
広告レポート整理毎週数字を転記するCSV、報告書
ワーク 2
一番面倒なものに、
丸をつける。
ワーク 3
最終的な
アウトプットを書く。
素材 B

同僚に頼むつもりで書きます。

私は を自動化したいです。

いまは という手順で行っています。

材料は です。

最終的なアウトプットは にしたいです。

注意してほしい点は です。

AIに渡す文

仕事を頼む文章として書く。

「目的」「材料」「手順」「完成形」「注意点」を、相手が初めてでも分かるように渡します。

ペア共有
隣の人に、
30秒で説明する。

人が聞いて分かる説明なら、AIにもかなり伝わりやすくなります。

ワークのゴール
小さく一回、
動かす。

完璧な自動化ではなく、「動いた」の一回を作ります。

注意
できることが増えるほど、
責任も増えます。
Risk 1

個人情報を入れない。

触ってよいデータか、AIに渡す前に一度止まって確認します。

Risk 2

自動化の暴走を止める。

回数、上限、実行範囲を決めないまま回すと、思わぬコストになります。

Risk 3

公開範囲を確認する。

自分だけが見えるつもりでも、Web上では公開状態になることがあります。

組織で使うなら
便利さを広げる前に、
ルールを決める。
最後の確認

使う前に、3つだけ止まる。

1

渡してよい情報か。

個人情報、顧客情報、社外秘が入っていないか確認します。

2

公開されないか。

作ったファイルやページの共有範囲を確認します。

3

勝手に動き続けないか。

回数、範囲、費用の上限を決めてから実行します。

今日の持ち帰り
仕事の棚卸しが先。
ツールは後。
今日の持ち帰り
小さく動かせば、
AIは仕事になる。
最後に
明日の作業を、
一つだけ減らしましょう。
Thank you
ご清聴
ありがとうございました。

株式会社ALL AI
細江 健実 ・ 佐々木 順